キウイ土壌改良 酸性土壌を中性寄りにする方法

キウイ畑

当農園ではグリーンキウイ(香緑、ヘイワード)、

ゴールドキウイ(ゴールデンキング、東京ゴールドなど)、レッドキウイを育てています。

ゴールドキウイとレッドキウイはよく育つのですが、

ここ数年間で緑キウイが育ちが悪かったり、枯れてしまうことが多々ありました。

病気や虫食いは細心の注意を払っていますし、条件はゴールドやレッドキウイと同じなので、

問題は土壌であろうと結論づけました。

おそらくPhが酸性に偏っているのではないかと思い、

この冬土壌改良を行うこととしました。

今回はキウイを植える前の土壌改良の仕方を紹介していきます。

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当農園の土壌

農園の土壌

当農園は現在はキウイや栗、柑橘系など様々な果物を育てていますが、

その前はお茶畑でした。

お茶の栽培に適した土壌PhはPh4〜5ということなので、弱酸性の土壌だったみたいです。

このPh4〜5というのはブルーベリー等には適していますが、

ほとんどの果物にとっては、強酸性となってしまいます。

果樹を植えるときは、Phを毎回測っているのですが、

全体を変えることはできないですし、

根っこも伸びるので、土壌改良していない場所に根が到達すると成長が止まってしまうこともあります。

キウイ栽培に適した土壌Ph

それではゴールド系、緑系、レッド系のキウイの栽培に適した土壌Phはどのくらいなのでしょうか。

誤差はありますが、以下の通りです。

系統土壌Ph傾向
緑系6.0~6.5やや弱酸性~ほぼ中性
ゴールド系5.8~6.5幅広く、やや酸性寄りでも可
レッド系5.5~6.5黄より酸性耐性が高い

このように緑系の最適な土壌Phは中性よりであることがわかります。

しかしゴールド系やレッド系は多少酸性度が強くても生育には問題ないことがわかります。

そのため、ゴールドやレッド系が育って、緑系が育たないというのも納得の結果と言えるでしょう。

緑系は土壌Phが6を切ると、

新梢が出にくくなったり、歯が小さいなどという弊害が出てきます。

当農園にある緑系キウイも、枯れはしないものの全く成長しないという現象が起きました。

新芽は出てきたのですが、1年間ほとんど伸びませんでした。

そのため緑系キウイを植える時は、土壌Phが6を切らないようにしないといけません。

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キウイの土壌改良のやり方

それではどのように土壌改良を行なっていくべきなのか。

酸性に傾いた土壌を矯正するためには、石灰を使うのが一番です。

またキウイの特性として、キウイの根っこは地中の浅い場所に根っこを横方向に伸ばしていきます。

そのため、苗を植える場所だけ穴を掘り石灰を混ぜ込んでも意味がありません。

キウイを植え付ける時は目安として、植え穴中心から半径60cm〜100cmほど、

深さは20cmほどで十分です。そこまで深く掘る必要はありません。

上記の大きさを耕したら次は土壌Phを測定していきます。

土壌Ph

何ヶ所か測りましたが、まとめるとこのような土壌Phとなりました。

基本的には土壌Ph6でしたので、石灰を混ぜなくても大丈夫かと思いましたが、

一部Phが5近くある土壌がありました。

土壌改良

写真でみると真ん中の丸の部分が土壌Ph5あった場所です。

バツの箇所は土壌Phは6程度でした。

石灰を撒いた畑

そのため真ん中の部分のみ石灰を混ぜ込み、端の部分は無理に土壌改良しないこととしました。

また同時に植える場所の保水力や水捌け等も合わせて確認しておきましょう。

キウイは上記の通り、地中の浅い場所に根を伸ばすので、乾燥に弱いです。

また土が常時湿っていると根腐れすることもあるので、土壌の保水力の確認も大切です。

雨が長期間降っていないのに土が湿っていたり、乾燥しすぎている土壌の場合は注意が必要です。

補足説明
土壌Phが6以上ある場合は、無理に石灰を混ぜるのはやめましょう。

鉄、マンガンの欠乏により葉っぱが黄化したり、初期生育停滞を引き起こすことがあります。

また一度にたくさんの石灰を入れ、急激に土壌Phをアルカリ寄りにするのもやめましょう。

土壌改良は少しずつ行なっていきます。

石灰を混ぜ込んだら1週間〜2週間ほど空けてからキウイを植え込みましょう。

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キウイ土壌改良 酸性土壌を中性寄りにする方法まとめ

いかがでしたでしょうか。

緑キウイはゴールド系、レッド系よりも繊細です。

緑キウイを植える場合は、まずは土壌Phをしっかり確認してから植え込みをしてください。

一度土壌Phを改良すれば2年ほどは測定しなくても大丈夫です。

一緒にキウイの栽培頑張りましょう!

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