脱サラをして農家になりたいという方が近年増えてきているようです。
自然の中で肉体労働することは体にはとてもいいことです。
多くの会社員のようにずっと座りっぱなしの生活ではく、
体を動かすことができ、人間関係もそこまで気にすることがないというイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか。
実際僕も新卒で会社員となりましたが、海外に住んだりといろいろありましたが、
脱サラして現在は農家として働いています。
今回は実際に脱サラして農家となったことによって起きたこと、ストレスの有無、後悔等をいくつか紹介していきます。(個人的な意見です)
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人間関係によるストレスは確実に減る

現在僕はほとんど1人で農作業をしています。
僕の農場は山の中にあり、ほとんどがお年寄りの方なので人と会話をすることはほとんどありません。
人よりも野生の動物の方が多いくらいの場所です。
人付き合いがほとんどないという点では、人間関係によるストレスは皆無といっていいでしょう。
サラリーマン時代はやりたくない仕事をしていたこともあり、毎日が憂鬱でストレスだらけでした。
また上司もあまり好きではなかったので毎日イライラしながら仕事をしていたことを今でも覚えています。
上記の通りサラリーマン時代は仕事と人間関係でストレスばかりでした。
現在は上記のストレスは全くありません。
仕事は肉体労働で、1人で働いているので体力的にはとても大変ですが、
誰にも指示されず、好きなように働くことができ、太陽の下で体を動かすことができるので、心身ともに健康そのものです。
1人で働いているからストレスが減ったと思う方も多いと思いますが、
100%正解ではありません。
サラリーマンの頃は、1日中部屋の中でパソコンと対峙していただけで、
全く外に出る時間がありませんでした。
現在は春夏秋冬寒かろうが暑かろうが毎日外に出て太陽光を浴びて、体を動かしています。
当たりすぎは良くないですが、太陽にあたって体を動かすととても気持ちがいいです。
農業を始めてからは、不眠症も改善し、快眠できるようになり、朝も早く起きることができるようになりました。
正直上記の点が農業を始めてから1番の違いです。
また僕は基本的には個人事業者として農業に従事しているので、
忙しくない限り休みの日を自由にとることができます。
秋などは収穫作業が多いので休みは週1くらいになりますが、
冬の間はやることを行えばそこまで忙しいわけではないので、
2週間ほど休みを取り海外旅行に行くことが多いです。
簡単にいうと、農家になってから仕事に縛られることが減りました。
その点もストレスが減った要因と言えるでしょう。
農業は別のストレスの要因にもなる

上記ではサラリーマン時代と比べて人間関係、仕事に対するストレスは大幅に減ったということをお伝えしました。
しかし、農家になればストレスが全てなくなるわけではありません。
農家になってから新たなストレスが発生しました。
収入が安定しないストレス
サラリーマン時代は安定した収入がありました。
税金等はだいぶ取られましたが、都内で生活するには全く問題ありませんでした。
しかし現在は、収入のほとんどが農作物の売上のみです。
榊は時期に関係なく販売することができますが、果物と比べると単価が安く需要も多いわけではないので、果物が取れない時期は収入がほとんどないことになります。
また農業を始めたばかりは、収穫物がほとんどなかったので毎月赤字の状態でした。
軌道に乗るまで金銭的にストレスが溜まることが多かったです。
失敗した時に換えがきかない
農業を始めたい方がいきなり農家として失敗することを想像することはあまりないと思いますが、
しっかりとバックアッププランを用意した方がいいと個人的に思っています。
農業は基本的には肉体労働です。
もちろん土作りや、営業、農機具の扱い等頭を使うこともありますが、ほとんど肉体労働です。
会社に勤めていて転職したければ、同業他社だったり、自分の得意なスキルを活かせる会社に転職することは、難しいことではないでしょう。
しかし1度農家となり、失敗したからまた会社員に戻りたいというときは少し難しくなってくると思います。
農機具メーカーや肥料メーカーの営業等農家としての強みを活かせる業界もありますが、なかなか自分がやりたいことを再度見つけるのは難しいのではないでしょうか。
農業も水物といえば水物です。天候や獣害等により上手くいかない年もあります。
そのようなときは本当にこのまま続けてもいいのかと不安になることがあります。
忍耐力がないと農業は続けていくことはできません。
農業を始めての後悔

脱サラして農業を始めての後悔は正直ありません。
もちろん上記のように不安はいくつかありますし、将来的にやっていけるのかという不安もあります。
しかし僕は農業が大好きで、好きなことをやっているので何かあったときは自分で責任を持たなければなりません。
もし本当に農業がやりたくて農家になるなら、その選択をして後悔することはないでしょう。
不安がある場合は、下調べをしその地域で農家としてやって行けるのかを予め知っておけば、ある程度の不安や後悔を防ぐことができます。
様々なサイトで農業を始めての後悔が記載されていますが、僕にしてみれば些細なことです。
何をやっても小さな後悔は生まれてきます。
本当に農業をやってみたいなら、小さな後悔を恐れないことです。
農業を始めてのストレスや後悔まとめ
いかがでしたでしょうか。
農家を始めてすぐにお金を稼ぐことは難しいので、金銭的なストレスや不安は生じてくるものです。
しかし、始めて自分の農作物が売れた時の喜び、太陽の下で働く素晴らしさはそのようなストレスや不安を打ち消してくれます。
高齢化により、農家は今後どんどん減っていくことでしょう。
一緒に日本の食を支えていきましょう!
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