サラリーマンから農家になって4年が経ちました。
太陽の光を浴びて体を動かす農作業は、デスク仕事をするよりも体力的には大変ですが、
体にはとてもいいことがあることがわかりました。
個人差はあると思いますが、農業を始めてから実際に僕の体に生じたことを紹介していこうと思います。
これから農業を始める方や、趣味でやりたいけど体力がない等不安なことがあると思います。
農業を始めるとどのようなことが体に起きるのか参考にしてみてください!
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体重や筋力量の増加
農業を始めてから一番変化を感じたのが、体重や、筋肉量の増加です。
こちらは2022年の5月から2025年1月までの私の体重の推移です。
農業を始めたのが、2021年からなので正確な増加量というのはわからないのですが、
3年弱(2年半)で体重が約4キロ増加しました。
年に2回ほど1ヶ月ほど海外に行くのでその都度体重の変化はありますが、基本的に農業をしている期間は体重は増加傾向にあります。
体力を使う仕事なのでもちろん食事の量はもちろん増えていますが、体重の増加は脂肪が増えて太ったわけではなく、筋肉量が増加したことによる変化です。
実際農業を始める前に購入した洋服は全てサイズアウトして一回りから二回り大きいサイズの洋服を着るようになりました。
農業を始める前の体重はだいたい体重は66キロほどだったように思います。
身長は176cmなので標準的な体重ですが、現在は72.5kgとなっています。
ちなみに現在の基礎代謝は1713キロカロリーとアプリに記載がありました。なので1日3000キロカロリーほど摂取しないと自然と体重が痩せてしまうということです。
毎日少なくとも8000歩は歩くため上半身よりも下半身に筋肉がつきました。
というのも僕の農場は山の中にあり、元茶畑なので傾斜があり平坦な道が少ないため足に負担がかかります。
また機械化ができていないため、ほとんどの作業が手作業です。
肥料を与える時期は15kg〜20kgほどの肥料を担いで歩き回りますし、植物を植えるときは全て鍬で耕して行います。
そのため上半身、下半身どちらも鍛えられていると思います。
また傾斜が激しい山の中にも入ったりするので下半身の筋肉はかなり肥大したと実感しています。
体力づくり、筋トレは必要か
農業を始めるにあたり、体力づくりは必要となるのか。
正直は僕は必要ないと思います。
僕は筋トレやロードバイクもしているのですが、筋トレや自転車で鍛えられる部分と農業で使う筋肉は全く違います。
筋トレをしていれば重い物も持てますし、筋肉があることに越したことはありませんが、
正直筋トレしているから農業で必要な体力が賄えるかというと一概には正解と言えません。
一番大切なのは健康な体です。
膝などを痛めている場合、立ち仕事は大変になりますし重い物も運ぶことができません。
農業を始めた当初はもちろん疲れますが、
スタミナや筋肉がなくとも、農作業を行なっていくうちに必要な筋肉はつきますし、スタミナもついてきます。
農作業のための体力づくりは必要ありません。
強いて言えば下半身をしっかり鍛えておくと疲れにくくなると思います。
農家になって変わったこと
体重や筋肉量の増加のほか、農家になって体に起きた変化はまだあります。
1つ目は睡眠時間の変化
休日などは12時過ぎに寝てお昼くらいまで寝ている生活をしていましたが、
農家になってからは休日でも、夜は11時には就寝、朝も6〜7時に自然と起きるようになりました。
体が疲れている分、睡眠の質も上がったように感じます。
2つ目は精神的な安定です。
元々うつ病気味でしたが、農家になって、太陽に当たり体を動かすことによって気分が向上し
変な思考が頭をよぎらないようになりました。以前よりも精神的に健康になりました。
そのほか小さいこともありますが、大きな変化としては上記3つです。
もちろんいいことばかりではありません。
日に当たるため、日焼けはもちろんのこと、シミも増え、作業中に傷もできます。
僕は美容とか興味がないのでどうでもいいのですが、まああまりいいことではないですよね。
ネガティブな点も確かにありますが、それでもいいことの方が多いと僕は思います。
農業で体力づくりは必要かまとめ
いかがでしたでしょうか。
上記は僕の個人的な意見です。
みんながみんな筋肉量が増えるわけではありませんし、中には体力作りが必要な方もいるでしょう。
それでも外で日に当たりながら汗を流して働くのはとても楽しいことです。
そのような苦労をして作った野菜や果物は、どの店で買うものより美味しく感じることでしょう。
一緒に農業がんばりましょう!
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