キウイを栽培していると、1本の木にかなりの量の実がなりますよね。
特にゴールドキウイ(ゴールデンキングや東京ゴールド)は
緑系のキウイと比、開花後受粉すると大量の実がなります。
しかしキウイは摘果をしないと実が大きくならなかったり、
糖度が上がらなかったりとデメリットしかありません。
せっかくなった実を取るのは少し心持たないですが、
美味しいキウイを作るためには必要な作業です。
以前こちらの記事で一般的なキウイの摘果方法を紹介したので、
今回はゴールド系のキウイの摘果方法や摘果時期等をご紹介していきます!
一般的なキウイの摘果方法や摘果時期
皆さんがキウイの摘果時期や方法を調べるとおそらく以下のような情報が出てくると思います。
・摘果の方法:
①形の悪い果実を除く(奇形果や傷、病気あり、小さい果実等)
②結果枝ごとの着果数を調整
・結果枝の長さ30~50cm:1~2果
・結果枝の長さ50~80cm:2~4果
・強勢枝:4~6果程度
葉っぱの枚数を元に摘果数を決めるやり方もありますね。
③接触している果実を摘果する
こちらの記事でも一般的な摘果方法をご紹介していますので、合わせてお読みください。
上記のやり方はグリーンキウイ、ゴールドキウイどちらにも適用可能です。
しかし実際は摘果時期や摘果方法はグリーンキウイとゴールドキウイで少し違う箇所もあります。
違うと言っても、摘果方法を間違ったからキウイが不味くなったりはしないのでご安心ください。
ゴールドキウイの摘果時期
ゴールドキウイの摘果時期については、
上記の通り、6月中旬~7月で果実の横径が1~2cm程度になった頃(開花後20~40日頃)
で問題ありません。
これは地域によりますが少なくとも当農園では、
グリーンキウイ(ヘイワードや香緑)よりも
ゴールドキウイ(ゴールデンキング、東京ゴールド、イエロークイーン等)の方が
1〜2週間ほど早く開花するため、果実もそれに伴いに早くなります。
また近年の気象の変化によりキウイに限らず様々な果樹において、
開花や収穫時期が早くなっているので、摘果時期を6月〜7月でいいと思っていると遅くなってしまう可能性があります。
僕の農園ではゴールドキウイの摘果は6月初旬から6月中旬までに終わらせるようにしています。
ゴールドキウイはグリーンキウイに比べ多くの果実ができるため、
無駄な体力を使わせないために早めに摘果を行います。
摘果の時期を誤ると、果実が肥大しきらない、糖度が上がらない等の弊害が出てくるので、
注意が必要です。
ゴールドキウイの摘果方法
ゴールドキウイの摘果方法は基本的にグリーンキウイと同様に行います。
①形の悪い果実を除く(奇形果や傷、病気あり、小さい果実等)
②結果枝ごとの着果数を調整
・結果枝の長さ30~50cm:1~2果
・結果枝の長さ50~80cm:2~4果
・強勢枝:4~6果程度
葉っぱの枚数を元に摘果数を決めるやり方もありますね。
③接触している果実を摘果する
上記の通りこの3つが基本となります。
しかし、結果枝の長さをいちいち確認したり、葉っぱの枚数を数えたりするのは効率が悪いです。
またゴールドキウイは摘果が足りないと、果実が大きくならず糖度も乗らない等デメリットが多いです。
そのためグリーンキウイよりも多く摘果する必要があります。
僕は以下のようにゴールドキウイの摘果を行います。

こちらの東京ゴールドを例に見ていきましょう。
ゴールドキウイはこのように1つの結果枝から多くの果実ができます。
結果枝は20〜30cmほどなので上の基本に従うと果実は1〜2つということになります。
ゴールドキウイの摘果で僕が一番意識していることは、
「1つの結果枝につき1つ残すものを最初に決める」ということです。

この手で握っているキウイをまずは残そうと思います。
このキウイを中心に小さい果実や形の悪いもの、接触しているものを摘果していきます。

そしてこのように3つに分かれているキウイの両端、または小さいキウイ2つを摘果していきます。

最初に決めたキウイの周りのキウイを摘果しました。(1番左のキウイ)
まだまだ多いですね。
次は1つ決めたキウイ以外の周りの小さなキウイ等を摘果していきます。

2つ握っていますが、もう1ついい個体があったのでこの2つを残し、
あとのゴールドキウイを全て摘果していきます。

2つのキウイは全く接触しておらず、一つの結果枝に2つという条件をクリアしました。
1つ最初に残すものを決めておくと、何を摘果していいか分かりやすいくなります。
結果枝が長い場合は、最初に決めたてキウイの周りを摘果していき、
接触せず形のいいキウイを見つけたら、再度その周りを摘果していけばいいので、
結果的に結果枝の長さごとに残す個体を選ぶことが可能です。
摘果で一番困るのは、大量にある果実の中でどれを残すのか、どこから始めていけばいいかだと思います。
最初に1つ残すキウイを決めておけば、それをもとに摘果を始めることができるので、
迷うことなく摘果作業を行うことができます。
ゴールドキウイの摘果方法や時期まとめ
いかがでしたでしょうか。
最初に述べた基本的な摘果方法を頭に入れつつ、
残すキウイを一つ決めて摘果を行えば、迷うことなく摘果することができます。
ゴールドキウイは、迷ったら摘果です。
たくさん残してしまうと果実が肥大しません。
これは2つ残すべきか、3つ残すべきか、迷ったら2つです。

樹齢8年目のゴールドキウイの摘果結果です。
1本でコンテナ1つ分、15kgほど摘果しました。
ゴールドキウイの摘果は本当に多くて大変です。
家庭菜園とキウイ農家では考え方は違うと思いますが、
美味しくて大きなゴールドキウイを作りには摘果はとても重要になってきます。









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