榊の限らず多くの植物は夏に植え替えるべきではありません。
しかしどうしても夏に植え替えなければならないときもあると思います。
鉢植えより地植えの方が根っこも伸びるので、
早めに植え替えてしまいたいという方も多いのではないでしょうか。
榊の場合は鉢植えで育てるより地植えで育てる方が成長がいいのは事実です。
今回はそのような方のために、
夏に行う榊の植え替えの成功率を上げるポイントを紹介していきます。
榊の植え替え時期と植え方『基本編』
榊の植え替えの時期は地域にもよりますが、
基本的に3月〜5月、または梅雨時期のまとまった雨が降る時、
そして寒くなる前の10月後半〜11月中旬です。
基本的に気温が高い夏や寒い冬に榊の植え替えは行いません。
榊の植え方については以下の記事で詳しく説明していますので、
こちらでは簡単に紹介していきます。
榊の植え替えで気をつけたいのは土づくりです。

榊は有機物が大好きなので腐葉土やバーク堆肥や発酵牛糞堆肥等を土に混ぜ込みます。
また土壌を見て水捌けが悪いようなら中玉の赤玉土を入れてあげるといいです。
また榊は弱酸性土壌を好むため、
榊を植え替える前に必ず土壌のPhを計測してください。
土壌が強酸性の場合は植え替える前に石灰を撒き、
アルカリ性寄りの場合は、鹿沼土や少量のピートモスを一緒に撒いてあげると土壌の酸性度が改善されます。
植え方については上の記事に詳しく説明があるので合わせてお読みください。
簡単に説明すると、
穴を掘り上記の有機物等を入れ元あった土と混ぜ合わせます。

榊を植えるときはこのように根っこをほぐして植えてあげると、
根っこが広がりやすくなります。
ポットいっぱいに根っこが広がっている場合、
そのまま植えてしまうと、地植えしても外に根っこが伸びていかない場合がありますので、
植え替え時は可能な限りほぐしてあげるようにしてください。
これまでが基本的な榊の植え替え時期や植え方です。
春や冬前はこのような植え方をします。
夏に行う榊の植え替えのポイント
夏になぜ榊の植え替えを行わないかというと、
暑さで根が張る前に枯れてしまうからです。
いくら水をあげても根が張らなければ水分をうまく吸収できません。
そのため夏に植え替えを行うときは上記のような植え方をすると間違いなく枯れてしまいます。
それではどのように榊を植えてあげればいいのか。
土壌改良に使用するものは一緒です。
違いは榊の根っこの扱い方です。

基本的なやり方では、榊が根っこを広げやすくするためにわざと絡まった根っこを解いて植えました。
しかし夏にこのような植え方をしてしまうと、
上記の通り根がつく前に暑さや水不足で枯れてしまいます。
そのため夏に植え替える場合は、写真のように下部の細根部分だけを解き、
上半分の根っこ部分は解かず、土もそのままの状態にして植え込みます。
根っこを解かず土もそのままの状態にしておけば少なくとも、
その部分からは鉢植えの時と同様に水を吸収することができます。
実際僕も6月の暑い時期に植え替えましたが、
根っこを解いて植えた榊は1週間ほどで枯れ始めましたが、
上のように植えた榊は現在も青々としています。

また植え替えた後はしっかりとマルチを敷いてあげましょう。
こうすることで水分の蒸発を防ぐことができます。
また植え替え時は水やりが1番のポイントとなります。
植え替えたのが夏の場合、土が乾いていれば基本的に毎日水やりを行います。
上記の点を注意すれば夏でも榊の植え替えは可能であると言えます。
榊は半日陰の場所を好みます。上記のやり方はそのような場所への植え替えです。
夏に直射日光がずっと当たる場所への植え替えは上記のやり方でも難しいと思います。
もし日陰がない場合は、遮光ネットを上部へ張り物理的に半日陰を作るなどの措置が必要です。
榊の植え替え| 鉢植えから地植え夏に行う成功のポイントまとめ
いかがでしたでしょうか。
基本的に榊の夏の植え替えはお勧めしませんが、
上記のやり方なら成功率は上がるでしょう。
それでも真夏の日の植え替えはやめた方がいいです。
多少涼しくなる時を待つか、秋雨前線が来たときに上記のやり方で植えかる方がいいです。
2〜3ヶ月植え替えが遅くなってもそこまで大差はありません。









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