シキミ挿し木の方法,適した時期は?根が張りやすいやり方を紹介!

しきみ写真

しきみはよく仏壇やお墓にお供えするものとしてお花屋さんや大きなスーパーでも見かけることがあります。

あまり知られていないかもしれませんが、買ってきたしきみを自分で増やすことが可能です。

そのやり方が「挿し木」というものです。

僕自身榊農家ですが、榊を増やすためにこの挿し木をたくさん行い、個体数を増やしています。

榊以外にも実はシキミの挿し木も行ったことがあります。

今回は実際に僕が行った挿し木の方法や挿し木の時期等、写真を踏まえて細かく説明していきます!

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シキミの挿し木をする上で必要なもの

それでは早速ですが、シキミの挿し木を行う上で必要な道具等をご紹介していきます。

・スコップ

・シキミ

・赤玉土(挿し木用の土)

・プランター

・ハサミ

上記の道具があれば挿し木はすぐできますので、必ず準備しておいてください。

シキミの挿し木のやり方

それではシキミの挿し木の方法を写真と一緒に順にご紹介していきます。

挿し木用のシキミを確保する

まず挿し木に使用するシキミがないとお話になりませんので、お店で買うなりしてシキミを手に入れましょう。

僕は自分の農場で栽培しているシキミを使用しました。

シキミは山などに自生していることが多いです。もし山を所有している場合は、一度探してみるのもいいかもしれません。

見分けがつきにくいという方は、以下の記事をご参照ください。少し参考になるかもしれません。

榊の見分け方は?ヒサカキ,シキミとの簡単な見分け方を写真付きで紹介!

2022年5月20日

挿し木用のシキミは、なるべく茎が硬すぎない部分にしましょう。

×をつけた部分はとてもしっかりした茎なので、少し細めの◯のような部分を切断しましょう。

余計な枝と葉っぱを切る

必要な量のシキミを入手したら、次は余計な枝と葉っぱを切り落としていきます。

こんな感じで適当に切ったシキミには葉っぱやら実やらついていることでしょう。

これらの余分な部分を切り落とします。

こんな感じです。

葉っぱはなるべく2〜3枚程度にしましょう。葉っぱが多すぎると、多くの水分が必要になってしまい、全体に水が行き渡りにくくなります。

挿し木で一番重要なことは根っこを生やすことです。葉っぱの維持ではないので、必要最低限の葉っぱを残し後は切り落としてください。

茎については、理想的には10cm程度がいいのですが、長すぎたり、短すぎたりしない限りそこまで神経質になることはありません。

ただ、茎の先端は写真のように斜めに切り落としてください。そうすることで、茎から水を吸いやすくなります。

補足説明
この時使えるシキミと使えないシキミを選別してください。茎がひん曲がっていたり、病気がちの葉っぱは切り落としたりして排除してください。

 

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発根促進剤につける

発根促進剤は植物の細胞分裂を活性化させ、根の成長を促す効果があります。

発根促進剤の使用は正直どちらでも構いませんが、

もし発根促進剤があるようならシキミに至っては発根促進剤を使用することをおすすめします。

理由は後ほど紹介します。

発根促進剤のやり方は、その商品によって異なります。

僕が使用したのはこちらですが、これは発根促進剤!というものではないのでこんなのもあるんだなあくらいにみてくれると嬉しいです。

こちらの商品は1Lの水に10ml=100倍で使用します。

この液体を混ぜた水に切り口が浸かるようにして1日放置してください。

プランターに赤玉土を入れ植えていく

ここまでの作業が終わったら、後はプランターに赤玉土を入れ苗を植えていきましょう。

赤玉土は挿し木用であれば特にこれといったものはありませんので、ご安心ください。

しかし大きな玉よりは小さな方が僕はいいんじゃないのかなと個人的に思っています。

苗を植える際はあまり詰めすぎないように植えてください。将来的には植え替える必要があるため、

近すぎると根っこ同士が絡まり切れてしまうことがあります。

せっかく根が張ったのに根っこが切れてしまったら元も子もありませんよね。

植えてあげたら後はたっぷり水をあげてください。

発根促進剤の使用を推奨する理由

僕が榊の挿し木をするときはほとんど発根促進剤を使用しません。

というのも榊は面倒を見てあげれば、しっかり根を生やすからです。

これは個人的な感想ですが、シキミは榊に比べて根付きが悪いです。そのため水をしっかりやっていたとしても、

榊よりも枯れてしまう本数が多かったのが実情です。

そのため、発根促進剤はシキミの挿し木には必要ではないかと考えます。

発根促進剤には成長ホルモンが入っているので、植物が生長し根が生えやすくなります。

一度根が生えてしまえば、シキミの管理はとても楽になります。

榊は1年で2〜3cmしか伸びませんが、シキミの成長はとても早いです。

そのため発根促進剤を使用して、根っこを生やしてあげると成長も自ずと早くなるということです。

 

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シキミの挿し木の時期はいつ?

それではシキミの挿し木の時期はいつがベストなのでしょうか。

榊はあまり寒さには強くない樹木です。

寒くなる12月から2月にかけての植え付けは良くありません。

シキミの植え替えにいいと言われているのが、4月〜6月9月後半〜11月初旬頃です。

暑い時期は余計に水分を欲してしまうので、根がしっかり張っていない挿し木は暑さで簡単にやられてしまいます。

植えるのに最適な時期は、暖かくなってきた春から梅雨の時期、及び秋ということになります。

シキミの挿し木をする上での注意点

挿し木は簡単だからやってみよう!というサイトがいくつかありますが、

挿し木は面倒を見ないとすぐ枯れてしまいます。当たり前ですよね。根っこがないんだから水分も栄養もあまり吸収できないんです。

シキミの挿し木をする上での注意点は以下の通りです。

・水かけを忘れない

・葉っぱなどを多く残さない

・日向には置かない

水やりは一番大切と言っても過言ではありません。涼しい時期等は毎日やる必要はありませんが、

暑くなってきたら必ず毎日やってあげてください。寒い時期でも水が凍らないように、2〜3日に1回のペースで水をあげるようにしてあげてください。

また直射日光に当たる場所にプランターを放置しない方がいいでしょう。

シキミも植物ですから太陽に当たる方が成長は早いです。でも直射日光が当たる場所だと水分の蒸発が早いので、

半日陰の場所にプランターを置いてあげてください。

葉っぱを多く残さないというのは上で説明しましたが、実際葉っぱを多く残すとこうなります。

実験で葉っぱを残したシキミを植えてみたのですが、2週間でこれです。ほとんど下を向いてしまって元気がないですよね。

要するに全体に水分が届かず弱ってしまっているのでしょう。なので必ず茎は10cmほど、葉っぱは2、3枚程度にしてから植えるようにしましょう。

シキミ挿し木のやり方まとめ

いかがでしたでしょうか。

シキミは根が付きにくいという点以外は、とても育てやすい植物です。

成長もかなり早いので、3年ほどで収穫できるくらいには大きくなるでしょう。

大きくなれば水やりもほとんど必要なくなるので、大きくなればなるほど手間がかからなくなります。

最初は大変ですが、頑張ってみてください!

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