毎年夏は異常な暑さが続いていますね。
地域によっては40度近くまで気温が上がります。
以前までは日中以外は農作業や外作業ができましたが、
今は朝方、夕方も気温が30度近くまであり、気温のピークをずらしても危険が伴います。
農家の僕も今回はさすがにまずいと思い、ついに空調服の購入を決意しました。
空調服って実際にはどうなの?と思っている方も多いと思います。僕もその一人でした。
そのため今回は実際に僕が使用している空調服についてや、使用方法、農作業時の注意点等をご紹介していきます!
Table of Contents
農作業時におすすめの空調服
僕が実際に使用している空調服を紹介していきます。
また購入時のポイント等も併せて紹介していきますので、参考にしてください。

上の商品が実際に僕が使用している空調服(ベストタイプ)です。
ジャケットタイプの空調服もありますが、いくら空調が効いていてもこんな暑い中でジャケットなんか着たらと思うと流石に購入はできませんでした。
空調服というと何万円もするというイメージがありますが、こちらは1万円以下で購入することができます。
この空調服は風量を3段階に調節可能です。
また空調服の他に20,000mhのモバイルバッテリーも同封されているため、すぐに使用可能です。
同封のモバイルバッテリーでの稼働時間は以下の通りです。
風量 | 強 | 中 | 弱 |
持続時間 | 約8時間 | 約12時間 | 約16時間 |
内側はメッシュ素材を使用しているため熱がこもりにくいです。
素材もポリエステルでとても軽く、ファンやモバイルバッテリーを装着していても苦になりません。
ポケットも胸ポケット1つ、左右に2つあります。洗濯も可能です。
この空調服をおすすめしたい理由は、保冷剤を入れるポケットが内側に付いていることです。
ファンがついているといっても、基本的に外の空気をファンで内側に取り込んでいるだけなので、
外が暑いと、熱風が入ってくるだけになってしまいます。
もちろん風があるだけでも無風よりはいいのですが、熱風だと余計しんどくなりそうですよね。
しかし保冷剤を入れることができるので、たとえ熱風が取り込まれたとしても、
保冷剤によって風が冷やされ外気と比べると心地よい風がベスト内を吹き抜けていきます。
・コントローラーが付いているか
・保冷剤を入れるポケットがあるか
・機能性があるか(ポケットの数等)
・軽量なのか
・洗濯可能か
以上の点を気にしながら空調服を探してみてください!

空調服の使い方
それでは上で紹介した空調服の準備の仕方や使い方をご紹介していきます!

付属してくるのは、ベストと上の写真にもあるように、ファン2つ、コード、モバイルバッテリー及び充電コードです。
必要なものは全て含まれているので、新たに何かを購入する必要はありません。

ベストには背中側にファンを入れる穴が空いています。
こちらにファンを装着していきます。

こちらはベストの内側になります。
ファンの丸みがある方を外側からはめていきます。
ファンにはストッパーが付いていますので、あらかじめ外しておいてください。

こちらがストッパーになります。
内側からストッパーはめこみ固定します。くるくる回すと締まっていきます。
ファンは2つあるのでもう一つも同じように装着していきましょう。
モバイルバッテリーにコードを接続したら、左上の写真のように、左側にあるポケットに収納しましょう。
またコードには2つのアダプターが付いていますので、2つのファンにそれぞれ差し込んでください。

このように背中側の真ん中部分に保冷剤を入れるポケットがついていますので、必要があればベストを着用する前に保冷剤を入れましょう。

こちらがリモコンになります。
一番下の電源ボタンを押すと、ファンが弱で回り始めます。
電源ボタンを2回押すと中に、3回押すと強になります。4回押すと止まります。
この時モバイルバッテリーの電源が入っていることを確認してください。
農作業に空調服は適しているのか
僕が空調服を農作業中に使用して一番最初に思ったことは、ないよりはマシ程度でした。
しかし、空調服は暑くて風がない時が一番効力を発揮してくれます。
また梅雨時など湿度が高い時はベストを着ない時と比べ、服が肌にまとわり付かなくなります。
そのため空調服がない時よりもかなり快適に作業することが可能です。
畑を耕したり、農作物を収穫したりする作業は空調服を着ていても全く問題なくできます。
しかし、空調服の生地がポリエステルであまり強くないため、何かに引っかかってしまうと簡単に破れそうです。
ちなみに体感温度がマイナス○度と記載しているサイトも多いですが、そんなことはありません。
暑いものは暑いです。ただ空気が循環するので熱が篭りません。
閉めっぱなしの車の窓を開けると空気が循環されて熱が逃げていきますよね。そのイメージです。
また草刈り機や何かを背負ったりする場合は、空調服は使わない方がいいです。
というのもまず、ファンが背中に付いているので何かを背負うとファンが正常に働きません。
草刈機はストラップを肩からかけて使用しますよね。
空調服は外から取り込んだ空気を空調服内に循環させ、脇や首元からその風が抜けていきます。
しかしストラップを肩にかけることによって、その風の抜け道が塞がってしまい恩恵を全く受けることができなくなります。
そうなるとただ一枚無駄にベストを着ているだけになってしまうので、
上記のように何かを背負って作業する場合は空調服は使用しない方がいいでしょう。
首に保冷剤を巻いた方がよっぽど涼しいです。
これが農家としての本音のレビューとなります!

農作業におすすめの空調服まとめ
いかがでしたでしょうか。
夏に外で農作業をする場合は、空調服はマストの物だと思います。
空調服がないよりは絶対にいいです。
近年は命に関わる暑さなのでしっかり対策をしてから農作業を行なってください。
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